2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

願わくは、これを語りて平地人を戦慄せしめよ。

ついに遠野物語を読んだ。河童に天狗、こんな世界があるのかって感じで心地よい。でも、これって、なにが凄いんだろう?この疑問は間違いなく大切なんだよね。遠野物語を単純な昔話集として楽しむことができるだろうか?いやまあ、できると言えばできるけど…

沈まぬ太陽

※この話はフィクションです、と常に表示される本書だけれども、もちろん日本航空をモデルとしている。理不尽な境遇に遭いながらも、社内の労働問題や不正を正していく恩地の物語。恩地さんマジスゲーっす。労働争議でいきなり委員長になって、社長にクリティ…

「愛と経済のロゴス」はだいたい贈与論

カイエ・ソバージュ三冊目。あー、これはタイトルに負けちゃってる感あるなー。えっと、なにが不満かというと、風呂敷が小さいこと笑。「熊から王へ」はすごかった。東北だけでは飽きたらず、アリューシャンから環太平洋まで見て、人類普遍的に、「王はこう…