2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

フラジャイル

「フラジャイル 弱さからの出発」(松岡正剛)読了。なぜ、「弱さ」は忘れ去られてきたのだろうか?フラジャイル 弱さからの出発 (ちくま学芸文庫)作者: 松岡正剛出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/09/07メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 65回この商…

人と森の物語

「人と森の物語 −日本人と都市林」(池内紀)読了。意外なところから出てきた、新しい「都市林」の概念。人と森の物語 ―日本人と都市林 (集英社新書)作者: 池内紀出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/07/15メディア: 新書購入: 1人 クリック: 3回この商品を…

シンガポーリアンと聞き手の属性

シンガポールの大学生が100人くらいやってきた。どういう背景なのかわからないが、僕らはポスター発表をさせられる。急造ででっちあげた研究発表なので、写真がペタペタ貼りつけてあるだけ。 プレゼンを作るときにまず思うのは、どういう人がオーディエンス…

第四間氷期

「第四間氷期」(安部公房)読了。時間に対する無力感、それと「怖さ」。第四間氷期 (新潮文庫)作者: 安部公房出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1970/11/27メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 24回この商品を含むブログ (65件) を見る おもしろかった!安部公…

祖父の癌が治った

いや、流石に無理だろうと思っていたが、なかなかどうして、治るものだ。祖父の肺癌が発覚したのが4月。ここで家族会議が開かれ、僕も急遽実家に帰ることになった。 その時点で癌はハンドボールくらいの大きさになっていて、もはや手術は無理、という状況だ…