2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

魚道とミクロ土木工学

あまりテレビは見ないのだけれど、今日はTBSの「夢の扉」を見た。「あらゆる分野・業種・フィールドで、近い未来、大きな夢の実現を目指す」人にスポットを当てたドキュメンタリー番組。今回は、「天然アユを東京の河川に蘇らせたい」という小泉正行さんが主…

本屋の「環境問題」コーナーを見て思うこと

僕は駅前の本屋に行くと、まずハードカバー新刊を眺めて、文庫新刊をいくつか捲って、新書のタイトルを斜め読みする。そして、科学→土木→プログラミング→科学系雑誌みたいな順で徘徊する。やがて、棚に並ぶ言葉が理系よりから文系よりに変わる、その節目あた…

「土木・建設関連技術者のための水理計算における差分法入門講座」が便利

http://toshi1.civil.saga-u.ac.jp/ohgushik/daigakuin.html にある差分法入門がとてもいい。 これタダで読んでいいんだー 水理計算の差分法が詳しく書いてあるので、そういうことをやる人向き。 2step-Lax-Wendroff methodとかAbbott-Ionescu schemeなど。 …

研究過程を残しておく

なんとなく研究のとっかかりのような部分を見つけたような気がする。 ようやく始められるかもしれない。 とりあえず、先輩の残してくれた資料が大変ためになるので、 自分もこういうのを残しておけたらな、と思った。 いや、こういうスタンスはよくない。 残…

砂の女

「砂の女」(安部公房)読了。砂の描き方が秀逸。砂の女 (新潮文庫)作者: 安部公房出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/03メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 197回この商品を含むブログ (346件) を見る 以下、感想など。ネタばれあり。砂丘の穴に住む女は…

改修中の大河津分水に行ってきた

大河津分水は、新潟県を流れる信濃川の治水対策として造られた放水路。現在の可動堰が造られたのは1931年で、約80年利用されてきたこととなる。見てきたのは、改修と言うより、現在の高水敷にまるごと堰を造る事業。最近は大掛かりな河川工事はほとんどない…

「7つの習慣」をいまさら読む

「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー)読了。なんというか「え?おまえ読んだことないの?」的な本なのだけど、実は僕、自己啓発書の類があまり好きではないので・・・。しかしまあ、そんなことも言っていられないかなと思い、読んだ。7つの習慣-成功…

「日本は何でもあるよね」

留学生に、「日本は何でもあるよね」と言われた。 ん、そう見えるのか。僕はそう思わないけど。 失ってきたものも多いと思うし、間違ったものも多いと思う。 彼は東南アジアの出身。 「彼らの望むものは」なんでもある、ということなのだろう。 まあ農業工学…

学生は利用すべき[ツーデーパス]

18きっぷの亜種。 「5000円乗り放題」 JR東と7社提携 JR東日本は9日、関東と福島、長野、新潟など12都県の普通列車のほか、提携した東京湾フェリーや京浜急行バスなどの路線が2日間乗り放題になる共通割引切符を20日に発売すると発表した。…

久しぶりに植生調査をしたら種名がサッパリだったでござるの巻

まったく同定*1できない! コナラ、イロハカエデ、アオキ、アズマネザサくらいしか分からなかった。 こういうフィールドからはずいぶん離れてしまったなぁ・・・ しかしまあ、自分で土木分野に進むことを決めたわけで、特に後悔はない。 さて、植生調査が他…

大学院説明会いってきた

主に自分用メモ。 アカデミックポストについて アカデミックポストは競争が厳しいところではあるが、理学部のそれと比べると、土木系で博士課程に進む人間は少ない(オーダーがひとつ低いくらい)。よって、就職が極端に厳しくなることはない。むしろ問題は…

「いい加減にしろ。君が泣いてるかなんて誰にも分からない」

なんかいろいろダメな感じなときに聴く曲。R.E.Mの"imitation of life"。 Charades, pop skill Water hyachinth, named by a poet Imitation of life てきとーに訳してみる。 ジェスチャ・ゲームや,ちょっとした特技ウォーターヒヤシンスに,詩人の言葉みん…

少女七竈と七人の可愛そうな大人

「少女七竈と七人の可愛そうな大人」(桜庭 一樹)読了。 七竈がたいへん良質な炭になる過程のお話。少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2009/03/11メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 61回この商品…

洪水と治水の河川史

「洪水と治水の河川史」(大熊孝)読了。思想なしでは、技術はうまく機能しない。増補 洪水と治水の河川史―水害の制圧から受容へ (平凡社ライブラリー)作者: 大熊孝出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/05/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この…