大学院説明会いってきた

主に自分用メモ。

アカデミックポストについて

 アカデミックポストは競争が厳しいところではあるが、理学部のそれと比べると、土木系で博士課程に進む人間は少ない(オーダーがひとつ低いくらい)。よって、就職が極端に厳しくなることはない。むしろ問題は、同級生が「しっかり稼いでいる」「結婚している」といった状況に30代あたりまで自分が耐えられるかどうか(これはうちの教授も言ってた)。海外では「博士」の肩書は強い。

社会に期待される能力

 マネジメント能力。専門性はそれほど重視されない。土木分野は広く、例えば河川工学を専門としていて国土交通省に入っても、河川だけでなく道路などの様々な事業・計画にかかわることになる。そういった状況で普遍的に要求されるのは、専門的な事柄よりも、むしろマネジメント能力。

拡大し続ける分野

 僕の周り(農学)だと、分野が扱う内容の拡散を否定的にとらえている人が多いけど、「経済もやれば、センシングもするし、社会についても扱う」というように肯定的にとらえていたのが印象的。分野のキャパシティの差?あるいは、単に周りを構成している人が違うだけ?



「知識よりも知性、結果よりも過程、具体よりも抽象」