2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

異質なものをどうつないでいくか?

今後の治水対策のあり方に関する有識者会議の第3回議事録を読んで、ちょっとピンときたところがあったので、 違う質のもので融合させるというのはきっとできるという観点に立たないと、どれもそれぞれ別々では行き詰まってしまうに決まっているわけですから…

鯨捕りよ、語れ!

「鯨捕りよ、語れ!」(C.W.ニコル)読了。「食べる」という体験が思想を産む。鯨捕りよ、語れ!作者: C.W.ニコル,森洋子,栗原紀子出版社/メーカー: アートデイズ発売日: 2007/07/01メディア: 単行本 クリック: 19回この商品を含むブログ (5件) を見る 目次 …

俺は農学部をやめるぞ!ビョウホーッ!

というわけで、大学院は工学部です。これはどうなんだろう。既存の〇〇学部とかに縛られるというのがもう完全におかしい。 卒業式のあと(謝恩会、だっけ?)、ある先生に「これからは農学だと思うんだよ?」(意訳:君の進路選びは変だ)みたいなことを言わ…

日本語は亡びない

「日本語は亡びない」(金谷武洋)読了。「地上の視点」と「空の視点」。日本語は亡びない (ちくま新書)作者: 金谷武洋出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/03/10メディア: 新書購入: 2人 クリック: 97回この商品を含むブログ (24件) を見る 目次 第1部 …

坂と地形感覚 

僕は一応、それなりの自転車ユーザだということになっている。 通学は基本的に自転車だし、10kmくらいはふつうに自転車行動圏内である。しかし、坂はあまり好きではない。自転車と言っても、せいぜい数万のクロスバイクだし、ゴリゴリ坂を登るのはちょっと遠…

海に住む少女

「海に住む少女」(シュペルヴィエル)読了。詩から溢れ出した世界が物語になったような感じ。海に住む少女 (光文社古典新訳文庫)作者: シュペルヴィエル,永田千奈出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/10/12メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 38回この商品…

4年間の終わり

卒業式だけを残し、追いコンのラッシュが終わった。 「追いコン」というのは、「追い出しコンパ」の略なのだと思うが、その実、ただの飲み会である。というわけで、この時期になると、色々なところから追い出されて、帰属意識から解放されることとなった。 …

チェンジ・リーダーの条件

「チェンジ・リーダーの条件」(P・F・ドラッカー)読了。マネジメントとは、現代社会の信念の具現である。チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))作者: P・F.ドラッカー,Peter F. Drucker,上田惇生…

「生態系サービス」の概念ができた理由

「生態系サービス」で検索して来られる方が多いので、自分の知識としてまとめておくためにも、エントリにしておくことにする。 生態系サービスとはなにか? これは別に難しくない。一言で言えば、人間が、生態系から得ている利益のこと。具体的には、森から…

ミミズと土

「ミミズと土」(チャールズ・ダーウィン)読了。どうしてミミズなのか……?ミミズと土 (平凡社ライブラリー)作者: チャールズダーウィン,Charles Darwin,渡辺弘之出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1994/06/13メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 44回この商品…

生活のターニングポイント

引越しが一段落して、ようやく生活が落ち着いてきた。しかし、本も読めていないし、ブログも3月に入って、これが最初のエントリとなる。今はまだ慣れないが、そのうち、昔の生活の感覚も忘れていくだろう。少し寂しいような気もする。 子供のころ、家の外の…