2010-01-01から1年間の記事一覧

今年読んでよかった本 in 2010

年末なので、今年読んでよかったなーという本でも紹介してみようかと思う。対象は、僕が今年読んだ本のうち、オススメできる本。あと、このブログで言及したもの。ブログで感想書いてる以外にも何冊か読んではいるけど、それらは僕としては「読めていない」…

イノベーターの条件

「イノベーターの条件」(P.F.ドラッカー)読了。その機能という面から社会を理解する。イノベーターの条件―社会の絆をいかに創造するか (はじめて読むドラッカー (社会編))作者: P.F.ドラッカー,Peter F. Drucker,上田惇生出版社/メーカー: ダイヤモンド社…

戦闘技術の歴史

「戦闘技術の歴史3近世編」(クリステル・ヨルゲンセンほか)読了。この本には、あの「長篠の戦い」がたくさん詰まっている。戦闘技術の歴史3 近世編作者: クリステル・ヨルゲンセン,マイケル・F・パヴコヴィック,ロブ・S・ライス,フレデリック・C・シュ…

生きてますよ報告

1ヶ月ほど放置していましたが、僕は元気です。研究も報告が終わり一段落、就活も内定とか出たりで一段落。年末まではもう少しブログ書いていこうかなと思う。本の感想も何冊か溜まっているので、サクサク書いていこうかと思う。 ただ、やっぱり思うのは、ブ…

モレスキン「伝説のノート」活用術

「モレスキン「伝説のノート」活用術」読了。モレスキンは僕の要求にしっかりと応えてくれる。モレスキン 「伝説のノート」活用術?記録・発想・個性を刺激する75の使い方作者: 堀正岳,中牟田洋子出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2010/09/10メディ…

ホーチミンに行ってきた

ベトナム南部ホーチミンへ。ホーチミン市は熱気、湿度、人とカブの密度が凄まじく、圧死するかと思うくらいだった。ので、のほほんとした農村部〜マングローブ帯の写真を中心に。 もちろん、海ではなく、川の港。労働者を運ぶ船、貨物を運ぶ船、土砂(骨材用…

イナイ×イナイ

「イナイ×イナイ」(森博嗣)読了。いよいよ文庫版Xシリーズ開幕。イナイ×イナイ PEEKABOO (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/09/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (26件) を見る 表紙がびっくりし…

ビル・ゲイツの面接試験

「ビル・ゲイツの面接試験」(ウィリアム・パウンドストーン)読了。「富士山をどう動かしますか?」はサブタイトルに過ぎない。ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?作者: ウィリアムパウンドストーン,松浦俊輔出版社/メーカー: 青土社発売日:…

テオ・ヤンセン

友人にテオ・ヤンセン展のパンフレットを貸してもらった。これは、スゴイ。言葉では伝わらないので、動画を貼っておく。 テオ・ヤンセンがつくりはじめた新しい生命「ビーチアニマル」は風だけで動く。彼の言うことには、神は動物を風で動かす可能性に思い当…

真昼のプリニウス

「真昼のプリニウス」(池澤夏樹)読了。山頂で、正午が訪れるのを静かに待った。真昼のプリニウス (中公文庫)作者: 池澤夏樹出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1993/10/01メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (33件) を見る 人はどうやって…

ムサシトミヨの棲む川は

ムサシトミヨの生息地に行ってきた。名前の通り、武蔵の国にしか生息しないトゲウオのなかま。 珍しいいきものだ。詳しくは知らないが、野生の個体群ってここにしかいないんじゃないか? 生息地は元荒川という河川。実は、元荒川は名前の通り、以前の荒川の…

塩狩峠

「塩狩峠」(三浦綾子)読了。「感動」とはこういうふうに表現されるべきだろう。塩狩峠 (新潮文庫)作者: 三浦綾子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1973/05/29メディア: 文庫購入: 41人 クリック: 254回この商品を含むブログ (178件) を見る 多くの読者が自…

仕事と就活とキャリアプランの話

就活モード。スキルアップセミナー的なものに行ってきた。まとめます。 就社→就職→??? 「就職」という語が定着する前は、「就社」が一般的だったそうだ。「就社」はなぜ「就職」になったのか?単語を分解すれば、「社に就く」、から「職に就く」に変わっ…

だあれ?だれなの?

「だあれ?だれなの?」(今森光彦)読了。子供向けであったか……。だあれ?だれなの? (いのちのえほんシリーズ2)作者: 今森光彦出版社/メーカー: 東本願寺出版部(真宗大谷派宗務所出版部)発売日: 2007/05/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る …

ツァラトストラはかく語りき(下)

「ツァラトストラはかく語りき」下巻(ニーチェ)読了。恐ろしいな、ニーチェ。ツァラトストラかく語りき(下) (新潮文庫)作者: ニーチェ,竹山道雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1953/04/22メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (1…

証券会社のインターンに行ってきた

証券会社のインターンに行ってきた。投資ボードゲームみたいのをやる、という例のアレ。はっきり言って馬鹿にしていたが、ごめんなさい、とても得るものが多いです。 情報は意外なところからやってくる 細かいルールの説明はしないが、下手なアクションをと…

ηなのに夢のよう

「ηなのに夢のよう」(森博嗣)読了。Gシリーズのターニングポイント、らしい。ηなのに夢のよう DREAMILY IN SPITE OF η (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/08/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 45回この商品を含むブログ (3…

コンサル採用セミナーに行ってきた

某戦略コンサルの採用セミナーに参加してきた。環境コンサルとか興味あるんですけど→とりあえずシンクタンクにしとけば正解→シンクタンクとコンサルって近くね、という流れでずいぶん遠いところまで来てしまった気がする。いや、別に土木な方向性を捨てたわ…

絶滅した奇妙な動物

「絶滅した奇妙な動物2」(川崎悟司)読了。奇妙さは理論では消えないのだ、と。絶滅した奇妙な動物 2作者: 川崎 悟司出版社/メーカー: ブックマン社発売日: 2010/07/29メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 50回この商品を含むブログ (5…

夏休みになったよ

水道の調子が悪かったので、水道屋さんに来てもらった。水道屋さんは2人組で、ひとりは熟練っぽいおっさん、もうひとりは見習いっぽい青年(僕と同じくらいかな)。 おっさんが「ちょっとこれ持ってて」と青年に工具を受け渡すと、無言で受け取る青年。給湯…

ガラパゴス化する日本

「ガラパゴス化する日本」(吉川尚宏)読了。「これからの日本をどうするか?」という議論の前提確認のために必要な一冊。ガラパゴス化する日本 (講談社現代新書)作者: 吉川尚宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/02/18メディア: 新書購入: 1人 クリック:…

都市河川×急流

神戸は住吉川に行ってまいりました。 第一印象は、あまり良くない。護岸は三面コンクリート張り時代の名残を引きずっているし、急流ゆえにところどころの落差も大きい。そんな都市河川である。 急流の都市河川というのはほとんど見たことがなくて、東京の神…

地球最期の野良猫

「地球最期の野良猫」(ジョン・ブレイク)読了。「たったひとつの冴えたやりかた」を思い出したが、この子は冴えていない。地球最後の野良猫 (創元SF文庫 ) (創元SF文庫 フ 10-1)作者: ジョン・ブレイク,赤尾秀子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2010/0…

面接(絶対内定2012)

就活本の読書記録なんて恥ずかしいのであまり書きたくないんだけど、10冊読んだら1冊くらいは書いてもいいかな、と思い。絶対内定2012 面接作者: 杉村太郎,坂本章紀出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2010/06/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1…

近況報告(?)

ちょっと有用なコンテンツを生産する時間がないので、近況報告的なものでお茶を濁すことに。 インターン。いくつかのエントリーシートを書き、いくつかの面接を受けた。面接では、明らかな自分の弱みが露呈しつつある。相手の雰囲気に引きづられる、というこ…

タゴガエル鳴く森に出かけよう!

「タゴガエル鳴く森に出かけよう!」(小林朋道)読了。魚をどうやって見分けているの?タゴガエル鳴く森に出かけよう! -トモミチ先生のフィールドノート (Think Map 5)作者: 小林朋道,百瀬義行出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2010/05/19メディア: 単行…

多自然川づくりを「見る」

多摩川の支流のひとつ、平井川に行ってきた。 [,w550,h400] あれ? [,w550,h400] ?・・・!! どうやら、下流から上流に遡ると、河川改修のやり方が異なる。これはおそらく、多自然型川づくりと多自然川づくりの違いだ。 多自然型川づくりというのは、1991…

ツァラトストラかく語りき(上)

「ツァラトストラかく語りき」上巻(ニーチェ)読了。あえていきなり原典に特攻してみた。ツァラトストラかく語りき(上) (新潮文庫)作者: ニーチェ,竹山道雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1953/01/13メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 27回この商品を含…

議論の反省日和

昨日は、土木な人と生態学な人の集まる勉強会だった。仕掛け人のやり方がうまかったせいか、それなりにお話は盛り上がった。ただ、どうもなにか足りない気がする。 言ってしまえば、議論として新しい発見がなかった。どういう人が、どういう考えを持っている…

小説家という職業

「小説家という職業」(森博嗣)読了。「森博嗣」というブランドはどうマネジメントされていたのか?小説家という職業 (集英社新書)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/06/17メディア: 新書購入: 7人 クリック: 273回この商品を含むブログ (10…