ホーチミンに行ってきた

 ベトナム南部ホーチミンへ。ホーチミン市は熱気、湿度、人とカブの密度が凄まじく、圧死するかと思うくらいだった。ので、のほほんとした農村部〜マングローブ帯の写真を中心に。

 もちろん、海ではなく、川の港。労働者を運ぶ船、貨物を運ぶ船、土砂(骨材用か?)を運ぶ船など。生活に余裕がない空気は、ホーチミンのそれと近い。ただ、その余裕のない感がエネルギーというか、熱気につながっているような気もする。

 漁船。後ろに乗っているのは設置型の網と聞いた。刺し網のようなものだろうか。投網を使うことはほとんどないらしい。水深のオーダーが10数メートルらしいので、投網は不向きだろう。

 川に張り出した斜めの家が、陸に建てられた四角い家と連続している(ように見える)。川に張り出す家は安定しているのだろうか?住むには少し不安だ。

 このあたりの船には、どれにも魔除けがついている。小さな木でできた舟だけでなく、大型のフェリーのような船にもついている。僕はけっこう気に入った。

 サル園。檻の外と内。どちらにもサルがいる。これが現代社会の縮図である。ごめんなさい。テキトーに書きました。

 チャン・フン・ダオの像。この像が建てられた詳しい経緯を知っているわけではない。ただ、チャン・フン・ダオは大越(ベトナム)の司令官で、当時の強大な勢力であった元の侵攻を退けたということだ。加えて、その戦法はゲリラ戦。ベトナム戦争とどこか通じるところがあるかもしれない。
 川を挟み、遠くにはクレーンがうっすらと巨神兵のように見える。開発地域は徐々に郊外へと拡大している。