2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

凄いものを見て、凄いと感じられること

「ヴォイド・シェイパ」読みました。文庫版の表紙が綺麗だったので、うっかり買ってしまった。森先生、あいかわらず凄さを垣間見せる手法がめちゃくちゃうまいなー、と思う。S&Mシリーズとかの萌絵→犀川先生、犀川先生→四季の視点でもう確立されていて、まあ…

それは恋愛に似ている

新宿の古本市で見つけた。「生き物が好きな人」と「生き物を飼うことが好きな人」は、似ているようで違う。この一文で始まる。うん、まさにその通り。生き物を飼うということ (ちくま文庫)作者: 木村義志出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/07/06メディ…

SFの定義は世界フリーク、だと思う

SFの定義は世界フリーク(Sekai Freak)、だと思う。サイエンス・フィクションとか、すこし・ふしぎ、とか、まあ色々な定義があるけども、やっぱり僕にとってのSFは、世界の原理のようなものを変えてみて、そこでどんなことが起こるか観察するという箱庭観察…

日本の最深部へ

「岡本太郎の宇宙」シリーズの4冊目。沖縄、恐山、熊野、出羽三山。岡本太郎が「日本」と対峙する文章が集められている。文庫としては『沖縄文化論』が別に出ているが、あれがまるまる収録されているのかと思う。日本の最深部へ 岡本太郎の宇宙 4 (全5巻)…