レーザで撃墜

レーザーで蚊を撃墜するマラリア予防システム -Engadget Japanese

防衛ゲームですね。わかります。

この「対蚊レーザー」システムで使用されている材料はどこでも入手可能な製品ばかり。実験では、10フィート(約3メートル)の柵に棚を固定し、5つのマグライトと35mmカメラ用の拡大レンズ、レーザーを設置しています。蚊の位置を検出する方法は、マグライトからの光が蚊のシルエットを映し出し、拡大レンズでその影を拾い、コンピュータにデータを送るというもの。コンピュータはレーザをコントロールし、蚊を駆除します。

 すごいな、と思うのは、材料がどこでも入手可能だ、ということ。この手の技術は多くの場合、本当に必要とされているところでは作れなかったりするんだよね。マラリア撲滅の基本はインフラ整備と住居構造なんだけど、撲滅までの過程において、こういう技術はかなり重要だと思う。
 
 でもまあ、僕がもっと注目してるのはこっち。
遺伝子組み換えの“蚊”でマラリア撲滅 -GIZMODE JAPAN
マラリアを媒介できない」という性質と「野生種よりも生存能力が高い」という性質を持つ蚊を遺伝子組み換えで作りだすことで、野生種を淘汰してしまおう、という方法。蚊ではなく、マラリアそのものを駆除できるので、こっちのほうがスマートな解決法だと思う。根本的な解決にもなる。