水の流れが変わってきている

記録的豪雨から1週間 「また水害…募る不安」 「想定外」に迅速対応 冠水メカニズム解析急務 飯塚市  2009/08/01付 西日本新聞朝刊

 宅地開発や道路の敷設に伴い、その部分の地面が高くなる。古くからの住宅は相対的に低くなり、水がたまりやすくなる。さらに、川からあふれた水を受け入れる水田などが少なくなったため、道路は水路と化し、あっという間に市街地へと水が流れ込むのだ。市内での冠水は81カ所に上り、あちこちに動けなくなった車両が放置された。



 なるほど。宅地造成で盛土するもんね。よく水害のシミュレーションやってるけど、こういうことって考えられてるのかな?まあリモセンのデータを使えば気にしなくてもいいんだろうけど。

 それにしても、「古くからの住宅は相対的に低くなり」っていうのが問題だと思う。そこに住んでいるのはお年寄りの方だったりするわけで、人的被害につながりやすいと思う。

 リンク元には『「水の流れが変わってきている」と指摘する住人は少なくない』とあるけど、そういう指摘ができるのは「相対的に低く」なっている住宅に住んでいるような住民だろう。新しく入ってきて、結果としてではあるけど、他の住民の土地を「相対的に低く」する人々には、負のインセンティヴみたいのが必要なんだろうな。