理系新四年生です。

まさに僕が、「春から研究室に配属される理系新4年生」なので。
春から研究室に配属される理系新四年生のための心得 - ミームの死骸を待ちながら

研究室に入った四年生が意識すべきは、上述の「外向き」の意義ではなくこちらです。社会的、業界的にはさほど意味のある研究でなくとも、研究に携わった学生の内面の変化や、思考プロセスの洗練はそれ自体が一つの価値です。

 最近、ゼミで研究テーマについてプレゼンしたら、教授に似たようなことを言われた。農学分野なので、特に「外向き」の意義がとても大切だと考えて、その辺を強調したら、教授は

「まだ卒論だから、そこまでcontributionを意識しなくても良いよ」と。

 論文の読み方を学ぶこと、研究の進め方を習得すること、最先端の研究レベルを理解できるようになること。広い意味での「勉強」が重要であるという話だった。ここから1年間の研究は、自分のためにあるようなものなのかも(発音しづらい)。

 それにしても。早くがっつり研究がしたい*1。のだけれども、一方で自分が研究に過度な幻想を抱いているような気もする。果たして、研究が僕にとって魅力的なものなのか?僕が研究に向いているのか?まあ、いいや。1年後には分かっていることだろうから。とりあえず、「内向き」の意義を意識して研究するようにしよう。

*1:今の制約は主に他大院試の勉強