院試で会った方々のことなど

 院試オワタ\(^o^)/
 まあ結果はどうなるか分かんないくらいのラインなのだけど、外部院試というのも良い経験だったなーと思う(落ちたみたいな言い方になってる!)。なんと言っても、他の外部院試組の人と話すのは結構楽しかった。やはり自大ではなくあえて他大を受けようとする人たちの意識は総じて高いのだろう。その中で、特に刺激を受けた人のことを少しここにメモしておく。
 まず、帰り道が一緒だった女性とは「女性が土木分野で仕事をすることの難しさ」なんかを話した。昔は土木の現場は女人禁制だったわけで、その名残は今も効いている。彼女はインターン*1先をいくつも断られたらしいし、国交省なんかも女性を採用したがらないという話も聞いたことがある。うーん、シンプルに考えて、もったいないな、という気がする。性差を考えないとすれば、半分拒否したら、選べる人材は半分になるわけだし。個人的には、上の世代の古くて時代にそぐわない思想に洗脳されないでいれば、問題は解決していくと思っている。少し楽観視側すぎるかな。
 控え室でお会いした博士課程受験者(!)の方は、設計の仕事をしている方で、いわゆる社会人ドクターになるらしい。その方は「知は力なり……ってわけじゃないけど、やっぱり技術はいいよ〜」と終始笑顔で語っていた。僕が「なんか、そんなんじゃないんだよね欲しいものは」 - けれっぷ彗星で書いた「欲しいもの」を持っている人の話し方だな、と思った。その方が話した内容は、全くありきたりなもので、斬新な考え方も含んでいなかったけど、自分の仕事に誇りを持っているのが伝わってきた。自分がモチベーションの種として求めていたものが、偶然降ってきたような感じ。ほんの数十分話しただけだけど、意外とこういう些細なところからモチベーションは育つのかも、と思った。

 あと何人か書こうかな、と思ったけど疲れたので寝よう。まあ、こんな感じで、ちょっと遅い就活みたいな感じだった。理系学部生*2の方には、「漫然と自大院を受けるんだったら、他大院の受験もしてみると面白いかもよ」と言っておきます。ではでは。

*1:必修らしい

*2:文系はよく分からないので……