今年の抱負 in 2010

 明けましておめでとうございます。
 2009年の振り返りエントリを考えていたら、年が開けてしまいそうになったので、今年の抱負を考えてみる。
 過去を振り返る「日記」タグはあったけど、これから先のことを考えるタグが無かったので、「展望」タグをつくった。
 抱負なんて生まれてこのかた、考えたことがないけど、せっかくブログがあるのだから、書いてみようと思う。「今後の方針」と「抱負」の違いがイマイチ分からないのだけど。……抱負は「努力目標」なのだろうか?

とりあえずやってみよう

 昨年より継続。迷ったときにやらないで済まそうとするのが、僕の基本的な性格なので、その辺、意識的に変えていこうと思っている。一見、なにも得られなそうに思っても、とりあえず手をつけてみる。表面的に役に立ちそうなものだけに手を伸ばさないようにする。

進路について悩む

 悩むのは確定というか。少し前までは研究者もいいな、と思っていたのだけど、最近はそうでもない。コンサルとかも興味はある。海外志向も若干ある。っていうか、まだ全然ちゃんと考えてないな。

自発的な言葉を使う

 岡本太郎が「僕はアキラメロなんて口が裂けても言わない」と言っていて、これはすごいな、と思った。なにがすごいって、「あきらめるな」ではないところだ。「あきらめるな」って言うのは楽だ。自分のことじゃないから。それを、「僕はあきらめろなんて言わない」と、あくまでも自分の問題として捉えているのである。こういう表現が、自然に出てくるようにしたいと思う。ああ、これで1エントリ書ける。

ブログの方針

 卒論が終わったら、更新ペースを上げる予定。っていうか、提出日はいつなのだろうか。
 本の感想と日記的なものを交互にエントリにしていく方針は変えないでいくつもり。以下、今年取り上げてみたいテーマなど。
1.生物多様性について
 信頼できる情報筋によると、2010年は「国際生物多様性年」らしいので、生物多様性には注目していこうかな、と。10月にはCOP10が名古屋で開催予定→COP10支援実行委員会
 生物多様性について問題だと思うのは、「自分たちが良く理解していない問題は存在しないことにしたがる人たち」と「その問題だけが重要だと信じている人たち」が争っていることだろう。これはコミュニケーションの問題。
 科学側の問題としては、生態系サービスの評価が十分でないこと。wikipedia:生態系サービスがよくまとまっている。


2.土木な話題
 社会の一時的な風潮に惑わされないようにしたい。
 今までムダな公共事業が行われてきたことは明らかで、農水省が「もう利水ダムは造らない」と宣言するのも当然だと思う。
 ただ、「ムダな土木事業がある」ということと「土木事業はムダだ」ということは全然意味が違う。後者はただの思考停止だ。
 さて、今年考えていきたいテーマは、「適切な撹乱頻度を維持するにはどうすればいいのか」、「海外の土木事業はどんな状況にあるのか」、「ダムの代替案はどの辺にあるのか」、といったあたり。


3.読書感想
 「感想」と言いつつ書評になっていたり、エッセイになっていたり、問題提起になっていたりするのは変わらないと思う。もっと良い言い方ないかな。
 昨年に引き続き、「検索しても書評が出てこないような本」を読んでいきたい。マイノリティなポジションでニッチなブックスを読んでロングテールなのですよ。



 抱負のはずが、内容がブログの方針に食われてしまった。……とまあ、こんな感じでやっていくので、本年もよろしくお願いいたします。