箪笥携帯、と漢字で書くと印象が違う

たんすケータイあつめタイ\(^o^)/
という顔文字が気になるキャンペーンで、ケータイを回収してもらった。
[,h300,w400]
 僕が過去使っていたauW41CAは目覚まし時計として、ドコモの505iはタンスの肥やしとして、その力を存分に発揮している。しかしやはり、彼らのいるべき場所はここではないだろう。レアメタルの人工鉱床となるべきだ。
というわけで、近所の家電屋へ足を運ぶ。
「あの、使わなくなったケータイを回収してくれるサービスがあるって聞いたんですけど……」
「あ、はい!『たんすケータイあつめタイ\(^o^)/』ですね!」
 その名称は知っているが、こちらから口には出したら負けだ。ローソンの「からあげクン」に近いだろうか。「からあげ」に「クン」をつけるなんて羞恥プレイもいいところである。ローソンに行くと、
「……あと、このからあげ、からあげクン?もお願いします」
みたいな感じになってしまうのは僕だけではないはずである。まったく白々しい疑問形だ。
 あまり関係ないが、パスタ屋の料理の名前は少しおかしいと思う。例えば、「あつあつ揚げナスととろ〜りチーズのトマトソース」とかそういうメニューがあって、僕がその名前を苦労して読み上げると、
「ナスとチーズのトマトソースですね」
などと端折って返してくる店員がいるのである。許せない。
 さて、そのような訳(?)で2台のケータイとお別れし、引き換えに入手したのが冒頭のチケットである。これにシリアルナンバーが印字されていて、これをサイトで入力すると、あたりorはずれが分かる仕組みということらしい。
 で、やってみたのだが、2つともあたり*1だった。n=2ではとってもデータ不足だが、もしかして結構あたるものなんだろうか?
 少しまじめなことも書いておくと、日本のような資源の少ない国(昔はあったみたいだけど)はこういうレアメタル回収みたいなことを戦略的にやっていかないとダメだと思う。
 キャンペーンのサイトを見ると、すぐにリサイクルされるみたいなことが書いてあるけど、いずれ「すぐにリサイクルできないもの」も回収するべきだろう。「人工鉱床」という考え方で呼ばれていると思うが、技術的にはレアメタルを取り出すことが難しくても、将来的なリサイクルに向けて、不要な電子機器等を貯蔵しておくという構想である。
 もちろん、この保管だけでもコストがかかってしまうということはある。なにかと、保管にかかる費用というのはネックになるものだ。そういえば、隣町の駅の屋根*2文化遺産として保管される話はどうなったっけ?これも保管コストで揉めていたような……

*1:1あたり=1000円分!

*2:地域景観のシンボルとなっていたらしい